研究課題/領域番号 |
20K02734
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
三戸 治子 (酒向治子) 岡山大学, 教育学域, 教授 (70361821)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 舞踊教育 / ダンス教育 / 身体表現学 / LOD(Language of Dance) / CCEI / 即興 |
研究成果の概要 |
本研究では、教師の非言語的パフォーマンス力を向上するための、実践的な手法の「CCEI」の開発と実践に取り組んだ。「CCEI」は、①創造力(Creative)・②コミュニケーション力(Communicative)・③表現力(Expressive)・④想像力(Imaginative)の頭文字を組み合わせた造語であり、ルドルフ・ラバンの身体理論を基盤とするLOD(Language of Dance)を採り入れた即興的身体表現アプローチである。
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自由記述の分野 |
舞踊学 舞踊教育学 ダンス教育 身体表現学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
教員養成課程や教員研修会では、指導法として指示・発問(質問)・説明の仕方など、「言語的」要素(指導言)が検討の中心になる傾向にあった。しかし、教師がいかに刻々と変化する状況の中で学習者の発する非言語情報を読み解き、臨機応の即興性を重視したパフォーマンスをするかが創造的な学びの成否を左右するため、教師はこうした教授技法を自覚的に学ぶことが不可欠である。CCEIは非言語的なパフォーマンス力を高めるために開発された、身体性に重きが置かれた実践的アプローチとして、教師教育分野に貢献するものである。
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