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2023 年度 研究成果報告書

小学校体育科における動画教材の開発と活用方法に関する実践的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20K02826
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
研究機関広島大学

研究代表者

大後戸 一樹  広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (20632821)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード小学校体育科 / 観察学習 / 2画面同時再生 / 動画教材
研究成果の概要

本研究では,跳び箱運動「台上前転」(2016),「開脚跳び」(2023),マット運動「後転」(2019)を取り上げ,モデル映像と学習者自身の映像とを並べて比較できる2画面同時に提示する映像を開発した。この動画教材によって,教師が指導した技術ポイント以外の新たな観点を,児童自らが見い出しながら運動を観察していたことが明らかとなった。また,この動画教材を用いた授業実践(台上前転,2020)(開脚跳び,2024)に実施した結果,重点的に指導した技術には,単元後に児童らが着目できるようになった。また,単元後に記述人数が少ないものは,それらを見えるようにするための手だてが不可欠であると推察された。

自由記述の分野

体育科教育学

研究成果の学術的意義や社会的意義

体育科における観察学習に向けては、映像の提示方法によって,教師が指導した技術ポイント以外の新たな観点を,児童自らが見い出しながら運動を観察していたことが明らかとなった。また、授業において教師が重点的に指導した技術ポイントの多くは、単元後に児童らが着目できるようになっていたが,単元後にも記述人数が少ないものもあり,授業づくりにおいて,それらを児童が見えるようにするためには,教師の手だてが不可欠であることが明らかとなった。

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公開日: 2025-01-30  

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