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2023 年度 実施状況報告書

汎用的論理思考力を基盤とした美術鑑賞による、W型問題解決リテラシー育成方法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K02899
研究機関函館工業高等専門学校

研究代表者

下郡 啓夫  函館工業高等専門学校, 一般系, 教授 (00636392)

研究分担者 平嶋 宗  広島大学, 先進理工系科学研究科(工), 教授 (10238355)
有賀 てるみ (有賀三夏)  東北芸術工科大学, 基盤教育研究センター, 講師 (40643755)
澤田 陽一  岡山県立大学, 保健福祉学部, 助教 (50584265)
藤原 宗幸  広島商船高等専門学校, その他部局等, 准教授 (00881004)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
キーワード芸術 / 汎用的論理思考 / エフェクチュエーション
研究実績の概要

今年度は,これまで課題解決能力と芸術のもつ論理的思考との関係性を整理した。その知見と芸術における観察手法の1つである「知覚の技法」を応用することで,熟達した起業家から発見された、“予測”ではなく“コントロール”によって不確実性に対処する経営学における思考様式であるエフェクチュエーションに応用できることを見出した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

本研究は、芸術の汎用的論理思考を元に、課題解決能力を高める方法論を検討するものである。今年度は、美術の鑑賞法の1つである「知覚の技法」を応用、自身のコントロールできる要素に着目し未来に働きかける思考パターンに応用できる可能性を見出したため。

今後の研究の推進方策

今後は、今年度見出した、芸術の汎用的論理思考をエフェクチュエーションに応用する方法論を整理、1つのモデルとして構築する。その内容と目的に対して最適な手段を追求するコーゼーションの方法論との両立を図る教育モデルの検討を実施する。

次年度使用額が生じた理由

次年度にハーバード大学との共同研究のための予算として活用したいと考えているため。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 多重知能理論を援用した,STEM/STEAM教育における探究活動と創造活動との往還2023

    • 著者名/発表者名
      下郡啓夫
    • 学会等名
      日本科学教育学会第47回年会

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公開日: 2024-12-25  

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