研究課題/領域番号 |
20K02910
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
岳野 公人 滋賀大学, 教育学系, 教授 (70313632)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | STEM教育 / 創造性 / 教員研修 / エンジニアリング / デザインプロセス / 技術教育 |
研究成果の概要 |
本研究は,デザインプロセスにおける創造性育成のための技術教育におけるSTEM教育プログラムの開発とそれを担う教員の養成・研修プログラムの提案を目的とする。デザインプロセスにおける創造性を育てるためのSTEM教育カリキュラムについて,資料収集・観察を通して想定される創造性の習得基準、STEM教育としての視点について明らかにし、技術教育におけるSTEM教育プログラムの開発の示唆を得た。その結果、本研究では創造性の初期段階であるmini-cの育成を目的とした教員研修に関わるワークショップを開発した。教員研修を実施した結果,段階的にアイデアを創出させることで,アイデアの数が増えることが示唆された。
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自由記述の分野 |
教科教育学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
米国では,STEM教育への関心は2000年頃から始まり、近年、その関心はますます高まっている。また諸外国でもSTEM教育の推進が図られているが、日本ではまだ何をどのように実施すれば良いか明確にされていない。本研究の推進の結果、STEM教育に関する教員研修プログラムの開発(誰が)、技術教育におけるエンジニアリングデザインプロセスでの実施可能性(どこで)、創造性育成の検証(何を)にについて実現可能性を示すことができた。今後、日本の学校教育にSTEM教育が実装される過程において本研究は一定の学術的意義を示すことができる。
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