令和元年度から4年度に公開された「大学等における産学連携等実施状況」調査に基づき、状況比較を行い、分析した。調査機関数は、令和元年度から令和3年度まで260機関程度増加し、令和3年度と令和4年度は約1050機関である。各機関にURAとして配置しているものがいると回答した機関の割合は、令和元年度から令和4年度にかけ2ポイント程度減少している。 大学等教育研究機関の各設置区分でのURAの配置状況の割合を見ると、国立の機関が令和元年度から令和4年度の期間で60%程度であるのに対し、私立と公立の機関ではそれぞれ、10%、25%程度で推移していたことから国立の機関にURA職の導入が行われたことがわかる。
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