研究課題/領域番号 |
20K03009
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研究機関 | 明星大学 |
研究代表者 |
明官 茂 明星大学, 教育学部, 教授 (90755993)
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研究分担者 |
新井 英靖 茨城大学, 教育学部, 教授 (30332547)
渡邉 健治 東京学芸大学, 教育学部, 名誉教授 (70158624)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 自立活動 / 教育課程 / 知的障害教育 |
研究実績の概要 |
本研究は、今まで行われている我が国の知的障害特別支援学校での自立活動に関する実践を調査し分析することで、自立活動の時間による指導の優れた実践を明らかにするとともに、その他の学習での自立活動に関する指導との関係性についても分析することによって、学校の組織的取組に当たる教育課程を研究し、自立活動の具体的な教育課程編成のモデルを示すことである。令和3年度は、前年に行った予備調査を基に、全国の知的障害特別支援学校における自立活動の本調査を調査を実施した。224校から回答を得た。また、訪問調査はコロナウィルス感染状況もあり3校で実施した。令和4年度は、結果の分析及び訪問調査を行い、結果を学会で報告するとともに論文にまとめる。 諸外国で行われている自立活動と同様な指導に関する調査は、コロナウイルスの感染拡大ため文献調査に変更して、イギリス、アメリカの文献調査を行った。令和3年度は「英国のPSHE教育におけるSNE児への教育的対応」を茨城大学の研究紀要に発表した。また、知的障害児に対する自立活動のプログラムを開発し、書籍として発刊した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
調査は計画通りに進んでいる。海外調査はコロナウイルスの感染状況により文献研究に変更した。
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今後の研究の推進方策 |
調査の分析及び、学校訪問調査を並行してい行い。研究をまとめる。 海外調査に関しては、イギリスは終了した。アメリカについて引き続き文献研究を進めまとめる。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナウイルスの感染拡大により、前年度予定していた学校訪問を実施する。また、調査研究の分析にあたり、専門家を招聘した研究会を実施する。その他、文献研究費用及び、研究調査の結果還元のため、協力校への報告(郵送)及び、学会発表のための経費を計上した。
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