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2023 年度 研究成果報告書

発達障害児の養育者を対象とした早期支援プログラムの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20K03048
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09060:特別支援教育関連
研究機関和歌山大学

研究代表者

竹澤 大史  和歌山大学, 教育学部, 准教授 (80393130)

研究分担者 吉川 徹  愛知県医療療育総合センター発達障害研究所, 障害システム研究部, 客員研究員 (70456680)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード発達障害 / 家族支援 / 心理教育 / 早期支援
研究成果の概要

発達障害のある幼児及び児童の養育者を対象とした家族支援プログラムを実施した。幼児の養育者には、主に発達障害の特徴や子育てに関する知識及び方法を系統的に伝える心理教育プログラムを実施した。プログラムの開始時及び終了時に参加者の抑うつ感及び育児ストレスの状態を測定し、プログラムの実施前後における変化を分析し、プログラムの効果を検証した。児童の養育者には、主に子どもの行動の捉え方や具体的な子育ての方法について伝えるペアレントトレーニングを実施した。プログラムの開始時及び終了時に、参加者の養育態度及び子どもの適応行動の状態を測定し、プログラム実施前後における変化を分析し、プログラムの効果を検証した。

自由記述の分野

発達障害、知的障害、特別支援教育心理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

プログラムに参加した養育者において、発達障害や子育てに関する知識やスキルを学ぶ経験を通して、養育行動の改善や抑うつ感の低減、また子どもの適応行動の改善につながる可能性が示唆された。発達障害のある子どもの養育者への支援のニーズを考えた時、子どもの診断の前後から、同じ立場の学び合いながら、障害に関する知識や育児の具体的な方法などを体系的に習得する機会を提供することが重要である。客観的な指標を用いて効果を検証しながら、プログラムの内容や方法について検討する必要がある。

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公開日: 2025-01-30  

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