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2022 年度 研究成果報告書

到達目標型大学英語教育のデザインと評価

研究課題

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研究課題/領域番号 20K03081
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09070:教育工学関連
研究機関関西学院大学

研究代表者

住 政二郎  関西学院大学, 生命環境学部, 教授 (60441341)

研究分担者 光永 悠彦  名古屋大学, 教育発達科学研究科, 准教授 (70742295)
出口 朋美  近畿大学, 法学部, 准教授 (90708538)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード英語教育 / テスト / イロレーティング / 学習支援システム / 授業研究
研究成果の概要

本研究は、デザイン研究のフレームワークに基づき、課題分析と教材・テスト開発を行い、自動問題生成システムに実装し、授業実践に活用することに加え、結果を項目反応理論によって分析しスコアを標準化することで到達目標型大学英語教育の実現を目指すことを目標とした。本研究では、スコアを標準化するためにイロレーティングの数理モデルを活用した。イロレーティングは、チェスプレーヤーの勝敗結果から各プレーヤーのランキングを標準得点で示すために開発された。本研究の結果、少人数クラスを対象に、テスト結果から受験者能力値と困難度パラメータをリアルタイムで把握するシステム開発に成功し、授業実践への応用を実現した。

自由記述の分野

教育工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の主要な学術的意義は、イロレーティングを応用し、テスト結果から受験者能力値と困難度パラメータを即座に計算し、リアルタイムでその結果を可視化することに成功したことである。加えて、自動問題生成システムを使い、デザイン研究のフレームワークに従い授業モデルを提案したことである。社会的意義は、開発に成功した自動問題生成システムを公開し、学内の必修英語の授業で実際に活用できるようにしたことである。また、新型コロナウィルス感染拡大を受け、オンラインでもテストを実施できるように改良を加え、テストシステムとしての汎用性を高め、学内以外の教育現場でも活用できるようにしたことである。

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公開日: 2024-01-30  

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