本研究では、独自に開発した分解組立型電気自動車を活用した生産技術に関する人材育成のために教材開発およびモデル開発、評価方法の検証を行った。教育モデルを構築し、アンケート評価を行った。多くの学生・実習者より高い評価を得られたことから、教材や教育手法に関する部分として、座学による生産技術などのものづくりに欠かせない知識の習得と、分解組立実習におけるグループワークによるAL実践教育により、知識と技術が連動し確かな知識と経験を獲得できていると考えられる。生産技術に関する人材育成において、ALを多く取り入れ、自ら考えて行動することができ、習得度や満足度が高いという結果が得られた。
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