本研究では、気候変動教育能力開発プログラムの開発に際し、研究者へのヒアリングや、ドイツやアメリカの気候変動教育で実施されている学習手法を採用して学習内容を設定した。また、国内及び海外のESD研究者及び実践者、地域の地球温暖化防止活動推進センター等と協議しながら教育プログラムを実施することで、学際的な視点や地域独自の視点を組み込んだプログラムの開発・実施が可能となった。全国8か所で、様々な対象者向けにプログラムを実施して改善を図ったことで、どの地域でも応用可能な教育プログラムの土台が完成した。また、ガイドブックをホームページで公開することによって、教育者が同様の活動を実施できるようにした。
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