研究課題/領域番号 |
20K03391
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
|
研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
中島 俊思 佐賀大学, 学校教育学研究科, 准教授 (90568495)
|
研究分担者 |
望月 直人 大阪大学, キャンパスライフ健康支援・相談センター, 准教授 (20572283)
原田 新 岡山大学, 全学教育・学生支援機構, 准教授 (70721132)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
キーワード | 発達障害 / アルバイト / スキル / 大学生 |
研究成果の概要 |
発達障害大学生のアセスメントに活用できるアルバイトスキル尺度を開発した。「コミュニケーション領域」で30項目、「作業領域」で39項目、「環境領域」で35項目、「準備・管理領域」で9項目、「知識領域」で14項目をそれぞれ作成した。また、「準備・管理領域」と「知識領域」は、男子学生252名、女子学生349名、計601名の一般学生の基礎データを収集し、発達障害学生群30名との比較検討を行った。「コミュニケーション領域」「作業領域」「環境領域」は、220名の大学生学生を対象に調査を行い、アルバイトの職種ごとにもとめられる各スキルを整理した。
|
自由記述の分野 |
臨床心理学
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大学生がアルバイトをする上で、「コミュニケーション領域」「作業領域」「環境領域」などの視点から、必要なスキルの定義を行い尺度化した研究は初めての試みである。さらにアルバイトの実態との整合性を大学生に調査を行い、100の職種ごとにスキルをリスト化した報告はまだなく、貴重な基礎データとなる。また「準備・マネジメント領域」「知識領域」男子学生252名、女子学生349名、計601名の一般学生の基礎データを収集し、発達障害学生群30名との比較検討を行い、発達障害学生の特徴を明らかにしたことは意義深い。
|