研究課題/領域番号 |
20K03459
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岸本 早苗 京都大学, 医学研究科, 客員研究員 (00867301)
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研究分担者 |
渡辺 範雄 京都大学, 医学研究科, 客員研究員 (20464563)
山本 洋介 京都大学, 医学研究科, 准教授 (30583190)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | アトピー性皮膚炎 / 遠隔オンライン / マインドフルネス / セルフ・コンパッション / QOL |
研究実績の概要 |
アトピー性皮膚炎患者に対し、Zoomを用いたオンライン形式のマインドフルネスおよびセルフ・コンパッション統合集団心理教育プログラムについて、介入群と待機群を比較するランダム化比較試験を実施し、年度内に75名の参加者のエントリーを得た。倫理委員会の承認を得ていた研究計画に従い、Zoomオンライン上での研究個別説明、REDCapを用いたオンライン同意フォーム受領を実施。介入群に対しては週1回90分x 8回のZoomオンラインセッションを提供し、主要評価を介入終了後4週間時点での疾患特異QOL、副次評価を主観的重症度などとし評価を実施。介入からの脱落は1名、評価からの脱落は2名であった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウィルスによる状況を受け、研究協力機関である皮膚科での外来患者数の減少や、オンライン診療下でのリクルートのハードルの増加、新規研究協力機関先への訪問自粛等に伴い、目標症例数の確保が困難であった。しかし、研究説明や介入、評価のプロセスについては本研究計画時より全てオンライン形式で開発していたため、リクルート以外については順調に進捗している。
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今後の研究の推進方策 |
2020年度に協力いただいた施設(大学病院や診療所)に加え、2021年度にはさらに協力機関拡大を図り、目標症例数を達成できる体制を築く。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウィルスの影響下に伴い、エントリーのペースが当初予定よりも少し遅かったことや、協力機関拡大のための活動自粛等が必要だったため、次年度に繰り越すこととなった。。
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