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2023 年度 研究成果報告書

アフィン空間の間の様々なエタール射の族を調べることによるヤコビアン予想の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20K03538
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分11010:代数学関連
研究機関大阪公立大学 (2022-2023)
大阪市立大学 (2020-2021)

研究代表者

橋本 光靖  大阪公立大学, 大学院理学研究科, 教授 (10208465)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードエタール射 / 可換環論 / 多項式環
研究成果の概要

可換環論および代数幾何学における重要な問題であるヤコビアン予想について、正標数の可換環論の立場から解決を試みた。与えられた tame なアフィン空間からそれ自身へのエタール射に対して、新しい変数を追加した多項式環を考え、その部分環について環論的性質を論じた。その結果、エタール射から派生して得られるとある可換環について、その環が split F-regular になることが分かった。Split F-regularity については、最近 Datta らによって研究が進展しているところであり、ひとつの足がかりが得られたと考えている。

自由記述の分野

可換環論

研究成果の学術的意義や社会的意義

ヤコビアン予想はアメリカ数学会の Mathematics Subject Classification において、独自の分類番号を持っているくらいに重要性の高い代数幾何学および可換環論における未解決問題であり、解決できた場合のインパクトは計り知れない。今回の研究において、正標数の可換環論を用いたアプローチにより、この問題を解決するのに何が分かれば良いかが分かったといえる。

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公開日: 2025-01-30  

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