研究成果の概要 |
完全なGW電子-ホール相互作用核を考慮した第一原理GW+Bethe-Salpeter法を開発し、我々が独自に開発をしている全電子混合基底法プログラムへ実装した。まず26個の典型的な有機分子へ適応し、完全なGW電子ホール相互作用核の寄与を調査した結果を、詳細な定式化とともにPhys. Rev. B, 106, 045113 (2022)に掲載し、国内外の学会で発表した。 さらに本手法を分子間および分子内電荷移動型励起へ適応し、完全なGW電子-ホール相互作用核の寄与を詳細に調査した。この結果はJ. Chem. Phys., 159, 234105 (2023)に掲載し、国内外の複数の学会で発表した。
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