最新の観測データに基づく推定の更新と、数値モデル実験結果との比較を通して、北極海におけるCO2吸収量がいつどこでどのくらい変化しているのかを明らかにした。大気海洋間CO2交換量推定 の推定期間を2014年12月までから2018年12月までに延長するととともに、国際プロジェクト地域炭素収支評価(Regional Carbon Cycle Assessment and Processes; RECCAP)phase2に参画し、北極海担当として、北極海全体および各海域のCO2吸収量を、その不確実性を含め、定量的に評価した。これまでの結果を国際共著原著論文としてまとめた。
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