研究課題/領域番号 |
20K04170
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
長島 伸夫 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 構造材料研究拠点, 主幹研究員 (30354252)
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研究分担者 |
吉中 奎貴 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 構造材料研究拠点, 研究員 (00825341)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 極低サイクル / 鉄系形状記憶合金 |
研究実績の概要 |
FMS合金について、ひずみ速度の異なる条件として、極低サイクル疲労試験と通常の低サイクル疲労試験の比較を行った。その結果、ひずみ速度の速い試験では試験中の試験温度が上昇し、これにより結晶は双晶変形が生じた。一方、ひずみ速度の遅い試験では、試験温度は上昇せず、結晶は可逆変形が可能なイプシロンマルテンサイト変態が生じた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
今年度の検討により、これまでの知見がおおむね証明された。
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今後の研究の推進方策 |
今後は試験温度と極低サイクル試験について検討していく
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次年度使用額が生じた理由 |
計画していた外注による赤外線カメラによる実験が履行できなかった。今年度は試験を自前で行うためのチャックを購入する。
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