励起光の強度をkHzオーダーの正弦波に変調させて発光強度の位相や振幅比を得るFLIM法(位相法)では、独立した複数の発光パラメーターを得ることに着目し、別センサで計測した温度データを用いた補正することなく、圧力と温度を同時に計測する手法の開発を行った。撮影には、高速度カメラ (CMOSカメラ) を用い、その露光タイミングを信号発生器によって制御することにより、半周期幅の4つの露光ゲートに分けて正弦波状の発光強度の変化を撮影し、圧力と温度を原理的にも物理的にも同時計測可能なシステムを構築して圧力・温度の同時計測法の高精度化を実現し、壁面への衝突噴流による検証実験により、その有効性を示した。
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