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2022 年度 研究成果報告書

ファインバブルと固定化生体触媒の協奏効果発現メカニズムの解明と水処理技術への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 20K04295
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分19010:流体工学関連
研究機関有明工業高等専門学校

研究代表者

大河平 紀司  有明工業高等専門学校, 創造工学科, 教授 (60629210)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード電子線グラフト重合 / 固定化酵素 / 水処理
研究成果の概要

固定化酵素法は、生体内で生じる複雑な反応を連続的に利用できる方法として注目されている。これまでに、酸化還元酵素であるラッカーゼを、電子線グラフト重合法により基材へ固定化することで、フェノール性難分解性化合物の連続処理可能なプロセスを確立した。本研究では、このプロセスの更なる改善を目指し、ウルトラファインバブル(UFB)を適用したところ、酸素UFBが存在する系ではラッカーゼの活性が顕著に向上した。これらの結果より、固定化ラッカーゼにUFBを適用することで、難分解性物質の除去の更なる高効率化が期待できることが示唆された。

自由記述の分野

高分子材料

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、固定化酵素技術とファインバブルの特性を組み合わせた革新的な技術について検討したものであり、従来の固定化酵素技術では成しえなかった高い酵素活性や、ファインバブル由来のユニークな効果を見出すことに成功した。これらの効果は固定化酵素への利用に限らず、様々な実験系、評価系へ応用できることが期待され、その学術的・社会的意義は高いと考える。

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公開日: 2024-01-30  

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