本研究は、広域な森林管理を実現するUAVとUGVとの連携による地図生成と自己位置同定の同時解決問題 (SLAM)の解決を目的として実施した。本研究では、画像処理技術、LiDARを利用した高精度地図生成、UGV-UAV連携に焦点を当てた。具体的には、森林環境に特化した画像処理技術の開発やLiDARを用いた三次元地図生成、UAVとUGVの通信や情報融合によるSLAMを実施した。本研究の成果は、樹木と雑草の識別における物体検出とセグメンテーションの改良、UAV-LiDARによる位置情報とDEM(数値標高モデル)の評価、UAVとUGVの通信と情報融合による3次元地図構築の手法や提案手法の評価である。
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