超100 GBaud級かつ光ファイバ伝送の長延化をもたらす振幅変調光送信器をシミュレーションにより提案した。分布反射型薄膜レーザにDetuned loading効果を導入し、直接変調時の周波数変動量を70%低減できることを示した。また、振幅と周波数の混合変調信号により、112 Gbit/sのNRZ信号をO帯内で70 nmに亘り10 km伝送可能であることを原理確認した。本変調条件の実装のため、DFB(分布帰還)領域と電界吸収変調領域を有する内部損失変調レーザを提案し、単一電圧駆動による112 Gbit/sの振幅・周波数混合変調信号の生成と、波長範囲40 nmに亘る10 km伝送を確認した。
|