レーザ光の集光制御(光スポット径の縮小、長さの拡大等)に向け、ニューラルネットワークによるアルゴリズムを用いて、細径ファイバと先端レンズの構造における最適解を探索した。具体的には多層屈折率分布を有する先球構造をシミュレーション評価し、半波長以下のスポット径、100波長以上のスポット長などが確認できた。また、微小光スポットに有効な光ファイバ構造、例えば誘電体の SiやSi3N4のボータイコア光ファイバにおいて、ナノ微粒子の補足及び両方向移送が制御できることを明らかにした。全成果は、学術論文2誌、国際会議3件、学内論文1(予定)に要約される。
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