次年度使用額が生じた理由 |
当初計上していた旅費,謝金等が新型コロナ感染症の影響により,出張がオンラインとなり,直接指示を与えてデータ整理等の作業を遂行することが困難となったことが予算執行が困難となった主たる原因である.ただし,その分はオンライン環境の整備や作業の効率化,検討数の増加などによって補完できたため,目標達成に影響を及ぼすことはなく,むしろ当初予定以上の進捗があった. 次年度は前年度効率化した分を検討事例増に振り向けることを考え,引き続き計算能力向上に充当していきたい.合わせて新型コロナ感染症の影響で海外渡航が制限されることを考え,旅費を減額するとともに,その分をオンライン環境の整備を図るための機器購入に充当していきたい.上記の理由と目的により,R3年度繰越分389,064円(うち代表者209,064円,分担者2名分180,000円)とR4年度当初予定分900,000円(うち代表者500,000円,分担者2名分400,000円)の計1,289,064円を,物品費689,064円,旅費300,000円,謝金等100,000円,論文投稿料200,000円として使用する計画である.
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