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2024 年度 実績報告書

都市空間における「ゆらぎ」を内包した複層的オーセンティシティの解釈手法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K04828
研究機関埼玉大学

研究代表者

内田 奈芳美  埼玉大学, 人文社会科学研究科, 教授 (10424798)

研究分担者 坂村 圭  東京科学大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (30793749)
菅野 圭祐  筑波大学, 芸術系, 助教 (80778093)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
キーワードオーセンティシティ / まちづくり
研究実績の概要

本研究は、「都市空間における『ゆらぎ』を内包した複層的オーセンティシティの解釈手法の開発」として、日本型の現代都市のオーセンティシティの解釈方法を開発するものである。研究成果として、これまで日本の都市のオーセンティシティをどう読み解くか、ということを論点としながら、この見えにくく曖昧だが、都市の価値を考える上で重要なキーワードについて議論し、研究分析をおこなってきた。2024年度については、経験的オーセンティシティの解釈の調査としてのヒアリング調査を引き続き行いながら、これまでの研究成果や構築された理論を基盤として、最終的なまとめを行い、成果を発表してきた。
議論と調査を積み上げてきた上での昨年度までの概念展開を踏まえ、2024年度は「地域の価値」を構成する要素としてのオーセンティシティとその解釈」として、書籍内の章を分担執筆し、出版された。これは以前まとめた成果を、これまでの研究成果を踏まえて再構築したものであり、「地域の価値」としてのオーセンティシティについて論点を提示したものである。
また、経験的オーセンティシティのヒアリング調査をまとめた成果として“Recognition of the City’s ‘Character’ Based on Existential Authenticity: The Case of Kanazawa City, Ishikawa Prefecture”を国際学会で発表した。この中では、人々がオーセンティシティとしての「金沢らしさ」を解釈する中で、何を手がかりとして解釈するか、他者の見解との比較、実践への応用という視点から分析し、調査対象者が空間的要素以上に「人」や「生活」を特性を判断するための要素として重視し、保守的であったりする他者の解釈に対して批評的であったりすることが明らかになった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2024

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] Based on Existential Authenticity: The Case of Kanazawa City, Ishikawa Prefecture2024

    • 著者名/発表者名
      Naomi UCHIDA , Kei SAKAMURA and Keisuke SUGANO
    • 学会等名
      Asian-Pacific Planning Societies 2024
    • 国際学会
  • [図書] 内田奈芳美「「地域の価値」を構成する要素としてのオーセンティシティとその解釈」(『「地域の価値」とは何か 理論・事例・政策』 pp.35-52)2024

    • 著者名/発表者名
      除本理史・立見淳哉編著
    • 総ページ数
      200
    • 出版者
      中央経済社
    • ISBN
      4502520918

URL: 

公開日: 2025-12-26  

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