研究課題/領域番号 |
20K04854
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
志摩 憲寿 東洋大学, 国際学部, 准教授 (90447433)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 都市計画 / 国際協力 / マスタープラン / 実効性 |
研究実績の概要 |
2023年度は、まず、研究成果等を発信することに努めた。例えば、都市計画学会等が主催する国際会議 International Conference of Asia-Pacific Planning Societies 2023 (ICAPPS 2023) において論文 "Assessing the Implementation of Community Driven Development through Social Capital in Migrant and Indigenous Informal Settlement in Accra, Ghana" (Best Presentation Award受賞)などを発表したほか、インドにて開催されたG20会合にバックグランドペーパー "Planetary Challenges and the Smart Urban Solution Framework" を寄稿したり、インドネシア・国家開発計画局にて講演を行うなど本研究の社会的貢献も図った。 さらに、JICA支援をきっかけとしてコロンビアを中心に展開されている「南米都市計画家協会」の動向や事例対象地であるメデジンにおける区画整理事業を通じた市街地改善(ファンボボ地区等)の現状をはじめとする事例調査も実施し、マスタープランの実効性を高めるための枠組みとして専門家組織の存在や具体的な事業展開の重要性などが明らかになった。なお、これらの調査結果は、研究最終年度にあたる2024年度に公表できるよう準備を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナ禍により現地調査を実施することが難しかったが、徐々に遅れを取り戻しつつある。現地調査も実施できるようになった現在は調査と並行して研究成果の発信に努めている。
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今後の研究の推進方策 |
最終年度にあたる2024年度は現地調査と並行して論文執筆・発表等を通じて研究成果の発信を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナ禍に伴い現地調査を実施できなかったことにより研究遂行に遅れが生じた。
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