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2022 年度 研究成果報告書

「ネットワーク型事前復興計画」複数漁村の連携と地域文脈・漁業権の仕組みからの考案

研究課題

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研究課題/領域番号 20K04867
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分23030:建築計画および都市計画関連
研究機関大手前大学 (2021-2022)
大阪大学 (2020)

研究代表者

下田 元毅  大手前大学, 建築&芸術学部, 講師 (30595723)

研究分担者 友渕 貴之  宮城大学, 事業構想学群, 助教 (10803596)
宮崎 篤徳  関西大学, 先端科学技術推進機構, 非常勤研究員 (60595726)
野田 満  東京都立大学, 都市環境科学研究科, 助教 (70793909)
青木 佳子  東京大学, 生産技術研究所, 博士研究員 (70815860)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード事前復興計画 / 漁村 / まちづくり / 応急仮設住宅 / コミュニティ / 漁業権 / 井戸
研究成果の概要

研究期間全体を通じ「事前復興計画策定・まちづくり策定」における主に海側の視点から①地域側の漁業権の維持に対する仕組みと持続性,②災害後の復興に向けた地域固有の空間管理,③災害後の生業の復興と仮設住宅のあり方について論点整理と取り組みの手掛かりを得た.
成果は,A.三重県尾鷲市九鬼町の地域固有の仕組みを通したまちづくりの考案,B.三重県鳥羽市離島地域における災害後の災害エリアでの自立再建の方針,C.シンポジウム,展覧会,論文発表を通した地域側との意見交換を実施できた.漁村集落における空間の維持・管理とその持続性を来るべき災害を想定して考案していく切り口の有用性を確認できた.

自由記述の分野

農村計画

研究成果の学術的意義や社会的意義

研究成果の学術的意義は,災害後の復興に向けた地域固有の空間管理と漁業権の維持とその仕組みに関する持続性に知見を得たことにある.その上で社会と連動することを目的に,地域に対して①空き家の戸数,分布,維持管理などを踏まえ,浸水域外空き家の仮設住宅での活用可能性,②応急仮設住宅の建設候補地の選定や建設可能個数の算出,③被災後の避難先が各地にバラバラになり、コミュニティの問題があった東日本大震災を踏まえ,祭りのコミュニティ単位毎の避難先の提案,④日最後の断水などの水不足に備え,井戸や河川を利用した取水方法を把握し,生活用水の確保などの計画を盛り込んだ.

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公開日: 2024-01-30  

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