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2020 年度 実施状況報告書

キャビテーション着火仮説の検証

研究課題

研究課題/領域番号 20K05020
研究機関国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

研究代表者

小林 弘明  国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 特任准教授 (50353420)

研究分担者 吹場 活佳  静岡大学, 工学部, 准教授 (50435814)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード安全工学 / 液体酸素 / 着火
研究実績の概要

今年度は、内部を高速度カメラで観測可能な液体酸素適合性試験装置の改修設計と部品製作を行った。また、火花点火によるエネルギー投入装置を作成し、作動確認試験を実施した。感染症対策の影響で、当初計画していた能代ロケット実験場における液体酸素を使用した試験は実施できなかったが、目的とする試験を行うための準備を順調に進めている。この後、流体に落下衝撃を与えた時のキャビテーション発生条件を明らかにする計画である。研究分担者は、液体酸素中に投入するサンプルの表面処理技術に関する研究を進めた。2年目からは、研究代表者(小林)が1年目に製作した試験装置と液体酸素を用いて、研究分担者(吹
場)の支給する可燃性サンプルの発火試験を実施し、発火点の特定を試みる。サンプル
の素材、表面加工、落下衝撃値をパラメータとして発火試験を実施する計画である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

感染症対応のため、実験実施場所である能代ロケット実験場が閉鎖された影響により、別の事業研究が年度後半に集中して実施時期を確保することができなかった。

今後の研究の推進方策

能代ロケット実験場における液体酸素を使用する試験を早期に実施し、研究の進捗遅れをキャッチアップする。研究分担者(吹場)の支給する可燃性サンプルの発火試験を実施し、発火点の特定を試みる。サンプルの素材、表面加工、落下衝撃値をパラメータとして発火試験を実施する。

次年度使用額が生じた理由

感染症対策で実施できなかった分の残額が生じましたので、次年度計画にて使用します。

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公開日: 2021-12-27  

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