チューブを直列接続してKI水溶液を流し、超音波照射する実験を行った。その結果、KI法の結果では,1台目の発振器から45 kHzで照射したとき,発振器1台の照射時よりも・OHの生成量が大幅に増加した。また、28 kHz,100 kHzの超音波照射の時でも増加した.さらに、硫酸チタン法の結果もKI法と類似の結果となった。超音波を照射された気泡はビヤークネス力の働きによって泡の凝集体を形成するが,本実験の結果から超音波照射によって一部のマイクロバブルが圧壊し,更に微細なウルトラファインバブルとして残存しても・OHの生成量を増大させることが可能であることを示唆している。
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