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2022 年度 研究成果報告書

効率的な低分子紡糸技術の開発に向けた化学的・工学的手法の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 20K05265
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分28030:ナノ材料科学関連
研究機関奈良先端科学技術大学院大学

研究代表者

吉田 裕安材  奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 助教 (40727913)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードエレクトロスピニング / 低分子紡糸 / シクロデキストリン / 不織布 / 分子間相互作用
研究成果の概要

繊維材料は日常生活において身近な素材の一つであるが、繊維を形成させる過程(紡糸)には高分子化合物が利用されてきた。それとは異なり、私は高分子・繊維科学と超分子科学を最大限に融合させた新技術「環状低分子化合物の直接紡糸技術(低分子紡糸技術)」を提案し、ガーゼ様の繊維構造材料を構築することに成功している。本研究課題では、この技術の高効率化すべく、環状低分子化合物をベースとして誘導体への展開、低分子化合物間の相互作用の制御などについて検討した。

自由記述の分野

高分子材料、ナノ・マイクロ化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

高分子繊維材料が人類の生活を豊かにしてきたことは疑いようもないが、近年の合成高分子材料の非分解性への関心などからも、新たな高機能繊維材料の設計指針が望まれる。本研究課題で取り組む「低分子紡糸技術」は未だ学術的に芽生え期ではあるものの、これまでの常識とは全く異なる繊維材料を生み出す可能性を秘めており、新たな学術領域への発展可能性も期待できる。

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公開日: 2024-01-30  

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