研究成果の概要 |
これまで報告のなかったIn-Ga-Zn-Oバルク単結晶の育成をFloating Zone法を用いて行なった。ホモロガス構造を示すInGaO3(Zn)nについてn = 1だけでなく, n = 2, 3についても大型単結晶の育成に成功した。さらにGaを含まないいわゆるIZO-13の大型単結晶の育成も成功している。さらに移動度向上を期待したSn置換の大型単結晶の育成にも成功した。育成に成功した単結晶を用いて各種物性測定を行い、特に電気伝導度の異方性からc軸方向の伝導度がnを増やすごとに悪くなることが明らかになった。
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