ヘテロ積層反応場の創製を行い、その触媒活性を評価した。NiAl LDHとTi0.91O2をナノシート化しヘテロ積層構造体した。得られたヘテロ積層体は、シートが重なり、各ナノシート由来の元素の共存を確認したことから、ナノシート交互積層体の合成を推定した。酸化チタン-還元型酸化グラフェン交互積層体の合成を試みた。TiO2にアゾベンゼン誘導体を、rGOにα-CDをそれぞれ修飾した後、ナノシート分散液を調整し、それぞれの分散液を混合することで、ナノシート交互積層体の合成に成功した。異種金属触媒の一環としてコアシェル触媒の製造を行った。本コアシェル触媒は従来の触媒に比べて1.8倍の質量活性を示した。
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