次年度使用額が生じた理由 |
理由 次年度使用額が1,374,027円生じた。新しいタイプの二次代謝酵素TAS1のホモログを用いた共生糸状菌からの化合物発掘において、グループC TAS1ホモログが生産する化合物に関して様々な解析を行う予定であったが、化合物の大量生産や精製が非常に難しく、研究を研究計画通り遂行することが困難であった。そのため、化合物精製や構造決定および生理作用解析等に関する研究費が減少し未使用額が生じた。 使用計画 次年度は、当初の予定より、化合物の構造決定や生合成メカニズムの解析に関連する研究経費の増大が見込まれ、必要な研究費の総額が増加するため、次年度使用額1,374,027円はその経費に充てることとしたい。次年度に請求する研究費110万円とあわせて2,474,027円で次年度の研究を行う。約167万円で物品購入を行い、研究を遂行する。旅費の30万円で研究成果の発表を行う。その他の50万円で英文校閲等を行う。
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