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2023 年度 研究成果報告書

ユビキチンシグナルによる膜交通制御を介した植物の病原体抵抗性強化機構

研究課題

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研究課題/領域番号 20K05949
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分38060:応用分子細胞生物学関連
研究機関北海道大学

研究代表者

佐藤 長緒  北海道大学, 理学研究院, 准教授 (50609724)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード環境応答 / ユビキチンリガーゼ
研究成果の概要

本研究では,植物の病原体ストレス抵抗性に着目し,その優れた環境適応能力を支える細胞内膜交通系の分子実態と制御機構について明らかにすることを目的とした。特に,膜局在型ユビキチンリガーゼによる膜交通因子の機能制御に注目した。その結果,TGN/EE局在型SNARE因子と膜局在型ユビキチンリガーゼATL31が相互作用していること,この相互作用がATL31の細胞内局在性や生理機能に重要な役割を果たすことを見出した。さらに,TGN/EE局在型SNAREタンパク質のK63鎖型ユビキチン化を発見した。

自由記述の分野

植物科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

植物免疫機構の理解は,農作物の収量向上を実現する上で重要な課題である。本研究から,これまであまり知られていなかった膜交通系の機能制御機構やユビキチンシグナルの機能性が見出された。本研究成果は,植物免疫を制御する分子基盤の理解に貢献するものである。

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公開日: 2025-01-30  

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