研究実績の概要 |
農地所有者・農業経営者の多様化に対応した農地制度設計について、研究を進め、以下の具体的な研究成果を出すことができた。 1)堀部篤(印刷中)「農地市場の動向と市場論的視角の射程」野見山敏雄・安藤光義編著『環境変化に対応する農業市場と展望』掲載決定、2022年7月発行予定。2)堀部篤・飯田拓詩・鈴木智也(2022)「農山村は新しい人材をどのように受け入れれば良いか―新規参入者と雇用就農者それぞれの課題―」『土地と農業』(一社)全国農地保有合理化協会。3)「新規参入者による優良樹園地確保の要因 ―安心社会におけるコミットメント関係に着目して―」2022年度日本農業経済学会個別報告、オンライン大会。4)Atsushi Horibe,Will The New Peasantries Revitalize Rural Japan?:Rural Communities, Agricultural Land Institutions, and Agricultural Cooperatives, “Is Rural Japan Sustainable” online symposium on October 1st 1)の成果は、農業構造問題や、食と農の関係など、問題設定を広げた上で、日本農業市場学会大会シンポジウム「食料・農業市場研究の到達点と展望(仮)」2022年7月において報告し、シンポジウム論文として投稿予定である。3)の成果は、報告論文として、投稿し、審査中である。 そのほか、「今後の研究の推進方策」に記したとおり、研究を進めている。
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