研究課題/領域番号 |
20K06317
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分41040:農業環境工学および農業情報工学関連
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研究機関 | 名古屋大学 (2021-2023) 東京大学 (2020) |
研究代表者 |
杉田 亮平 名古屋大学, アイソトープ総合センター, 講師 (60724747)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 放射線 / RIイメージング / 植物栄養 / ベータ線 |
研究成果の概要 |
本研究者らは、これまでRIライブイメージング装置であるリアルタイムRIイメージングシステム(RRIS)を開発してきた。RRISでの撮影には植物を板状シンチレータに固定する必要がある。一方で植物は三次元的に成長するため、板に二次元的に固定することは植物への負荷が大きかった。そこでシンチレータを板状から粉末状に変えることで植物に負荷を与えることなく撮影を可能とする技術開発を目指した。その結果、本研究によりRRISではイメージングが困難であった植物においてもRIライブイメージングをすることができた。加えて、本研究では新規シンチレータを多数発見した。
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自由記述の分野 |
放射線検出
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでのRRISではイメージングが困難であった植物においてもRIライブイメージングをすることができるようになったことで、研究の対象となる植物種が広がった。さらには、本研究で発見した多数の新規シンチレータは、RRISのみならず、様々なRI検出器への適用が可能であり、新規のRI検出器の開発が期待できる。現在は、民間企業と共同研究を進めているところである。
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