研究課題/領域番号 |
20K06333
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分41040:農業環境工学および農業情報工学関連
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研究機関 | 日本女子大学 (2023) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 (2020-2022) |
研究代表者 |
北澤 裕明 日本女子大学, 家政学部, 准教授 (20455306)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 蓄積疲労 / 繰り返し衝撃 / 落下試験 / 損傷 / 目視 / 衝撃応答スペクトル / 衝撃加速度 / 緩衝設計 |
研究成果の概要 |
本研究は、繰り返し衝撃による蓄積疲労が青果物の生理的な劣化に及ぼす影響について検証すること、および蓄積疲労によって損傷する加工食品を探索することを目的として実施した。ニラを対象とした落下および貯蔵試験により、繰り返し衝撃がニラ貯蔵中の水分減少を促進する可能性を明らかにした。また、加工食品である2種類のクッキーの割れが繰り返し衝撃に起因する蓄積疲労によって引き起こされることを実証した。以上の結果は、青果物および加工食品のための新たな品質保持設計の発展に貢献できる。
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自由記述の分野 |
農業環境工学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって、青果物において傷や変形といった機械的な損傷のほか、水分減少を主体とする生理的な劣化に繰り返し衝撃による蓄積疲労が関与している可能性が明らかとなった。さらに、加工食品の一つであるクッキーが繰り返し衝撃により割れることを明らかにし、青果物以外にも蓄積疲労の関与による損傷が問題となっている食品が存在することを実証した。それらの成果は、包装を主体とした各食品のための新たな品質保持設計の必要性を示唆するとともに、喫緊の課題である食品ロスの削減に貢献を果たすものと期待できる。
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