研究課題
基盤研究(C)
家畜伝染病予防法に指定されているミツバチ・ノゼマ病は獣医学的に重要な疾病であるにもかかわらず、研究・解明は進んでいない。本研究により東北地方におけるノゼマ病の病原体が、指定されているNosema apisではなく、N. ceranaeおよびNosema sp.であることを明らかにしたことは本病の防遏対策を講じる上で極めて重要である。
獣医寄生虫学
家畜伝染病予防法に指定されているミツバチ・ノゼマ病は獣医学的に重要な疾病であるにもかかわらず、同じ家畜である牛や豚などの家畜動物の感染症に比べて研究・解明は進んでいない。本研究により東北地方におけるノゼマ病の病原体が、指定されているNosema apisではなく、N. ceranaeおよびNosema sp.であることを明らかにしたことは本病の防遏対策を講じる上で極めて重要であり、学術的意義や社会的意義が大いにあると考えられる。