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2022 年度 実施状況報告書

不妊マウスから単離された新規原因遺伝子Adamtsl2による卵巣機能制御の解明

研究課題

研究課題/領域番号 20K06470
研究機関岡山大学

研究代表者

辻 岳人  岡山大学, 環境生命科学学域, 准教授 (90314682)

研究分担者 若井 拓哉  岡山大学, 環境生命科学研究科, 准教授 (60557768)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードAdamtsl2 / 卵巣 / 下垂体 / ミュータントマウス
研究実績の概要

in situハイブリダイゼーションによる卵巣におけるAdamtsl2遺伝子の発現様式について、前年度からの課題であった検出感度の向上にむけた取り組みを実施した。組織固定方法の変更やシグナル検出試薬の変更を試したが、残念ながら今のところ十分な結果を得ることができなかった。また、RNA-seqによりミュータントマウスと正常マウスで発現量の差が検出された遺伝子(ステロイドホルモン合成関連酵素および下垂体ホルモン)について、実際に各組織で発現量に差があることを定量PCR法により確認した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

in situハイブリダイゼーションによる卵巣におけるAdamtsl2遺伝子の発現様式を未だ確定できていないため。

今後の研究の推進方策

卵巣および下垂体のミュータントで発現量変化が認められた遺伝子について、それら遺伝子効果とAdamtsl2遺伝子変異によりもたらされる卵巣機能変化との関連性について発現様式を中心に解析する。

次年度使用額が生じた理由

研究遂行に想定以上に時間を要したため実施できなかった研究のため、翌年度分として使用する。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023 2022

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] A nonsense mutation in Adamtsl2 causes delayed testicular descent and abnormal spermatogenesis and testosterone synthesis in juvenile mice2023

    • 著者名/発表者名
      Yuka Iwanaga, Yasuhiro FUjiwara, Takehito Tsuji
    • 学会等名
      36th international mammalian genome conference
    • 国際学会
  • [学会発表] 細胞外マトリックスの構成因子であるAdamtsl2は幼若期マウスの精巣で発現しテストステロン合成に関与する2022

    • 著者名/発表者名
      岩永 有可 藤原 靖浩 辻 岳人
    • 学会等名
      第45回日本分子生物学会

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公開日: 2023-12-25  

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