研究課題/領域番号 |
20K06470
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分42040:実験動物学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
辻 岳人 岡山大学, 環境生命自然科学学域, 教授 (90314682)
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研究分担者 |
若井 拓哉 岡山大学, 環境生命科学研究科, 准教授 (60557768)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | Adamtsl2 / ovary |
研究成果の概要 |
本研究では、これまで生殖機能との関連性が全く知られていなかったADAMTSファミリーの一員であるAdamts-like2(Adamtsl2)遺伝子が、雌の生殖機能の制御に関わる重要な因子であることを明らかにした。特に、Adamtsl2遺伝子の突然変異マウス(stb/stb)が、卵胞発育の遅延や子宮低形成、性周期の乱れを示すことを明らかにし、これらの異常は卵巣でのステロイドホルモン合成や下垂体ホルモンの遺伝子発現の低下が関わる可能性が示唆された。
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自由記述の分野 |
動物遺伝学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Adamtsl2遺伝子が属するADAMTSファミリーは26種類が知られており、細胞外マトリックス環境に保持された潜在性成長因子の活性化に携わるとしてさまざまな研究分野で急速に注目されている。雌性生殖機能への関与は未だ不明なものの、その役割の解明が待たれている。本研究の結果から、Adamtsl2遺伝子が卵巣および下垂体における生殖機能制御に重要な役割を果たしていることが示唆された。ADAMTSL2タンパクを介したECM環境による生殖機能制御の解明に向けて新たな重要知見が得られた。
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