研究課題
細菌には宿主との共存を規定する仕組みが存在すること,そのために自身の毒性を調節する機構を持つことを予想し,細菌の情報経路に着目した解析を行ってきている。これまでの成果に基づき,宿主への毒性を担う物質の候補を探すため,宿主への毒性を調べた。その結果,宿主への毒性を亢進させる可能性のある候補がいくつか得られた。これらについて,詳細を解析したところ,毒性に関わる有力な種類はまだ得られなかった。
3: やや遅れている
これまでの成果に基づき,宿主への毒性を担う物質の候補を得るため探索を行ったが,宿主への毒性を亢進させる可能性のある候補がいくつか得られたものの,有力な候補はまだ得られなかった。
今後も引き続き,宿主への傷害性を担う物質を同定するため同様の手法で探索する。
既存の試薬や物品を用いたこと,また,公費やその他の経費により遂行された。次年度は消耗品の購入,学術集会への参加により研究を進める。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 2件、 査読あり 3件) 学会発表 (2件)
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