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2022 年度 研究成果報告書

液-液相分離によるオートファジー関連結合反応の制御機構

研究課題

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研究課題/領域番号 20K06567
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分43030:機能生物化学関連
研究機関北海道大学 (2021-2022)
公益財団法人微生物化学研究会 (2020)

研究代表者

藤岡 優子  北海道大学, 遺伝子病制御研究所, 准教授 (80399964)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードオートファジー
研究成果の概要

オートファジーの始動はPASが担っている。ユビキチン様タンパク質Atg8は、ユビキチン結合系に類似した酵素反応でホスファチジルエタノールアミンと可逆的に結合し、オートファジーの膜伸長に直接関わる重要な分子であるが、その意義についてはこれまでわかっていなかった。本研究では新たに液-液相分離の視点を導入することで、細胞内におけるAtg8結合反応系の真の制御機構を明らかにした。

自由記述の分野

生化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では従来型の酵素学的研究のみ行われてきたオートファジー結合系に液-液相分離の概念を導入することで、これまでとは全く異なる視点からの研究が展開された。このような視点に基づいた研究は先進的であり、オートファジーのメカニズム解明に革新をもたらしたばかりでなく、今後は液-液相分離による細胞内反応制御という細胞生物学における新しい切り口の研究領域の創成にも貢献していくものと考えられる。

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公開日: 2024-01-30  

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