• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

ショウジョウバエ神経細胞におけるNMDA受容体活性の測定に基づく睡眠要求の定量化

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20K06744
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分44050:動物生理化学、生理学および行動学関連
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

冨田 淳  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(薬学), 講師 (40432231)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード睡眠 / 覚醒 / ショウジョウバエ / 中心複合体 / ドーパミン / NMDA受容体 / 睡眠要求 / 生物発光
研究成果の概要

ショウジョウバエの睡眠を制御する2種類のニューロン群(PB介在ニューロン群とLNd)に着目した。これらのニューロン群の細胞内Ca2+濃度の変化を測定し、睡眠要求を定量的に評価するために、これらのニューロン群を特異的にラベルできるドライバー系統を見出した。睡眠制御に関わるニューロン群(Kunst et al., 2014)にCa2+依存性ルシフェラーゼレポーター(Gao et al., 2015)を発現させて、自由行動下で生物発光を測定したところ、発光強度には、活動量が多い主観的昼に上昇し、睡眠量が多い主観的夜に低下する傾向がみられた。

自由記述の分野

神経科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

LNdや睡眠を促進するPB介在ニューロン群に着目し、さらに研究を進めることで、自由行動下の個体からNMDA受容体シグナルに基づいた睡眠要求を定量的に測定することが可能になると考えられる。また、この測定系を利用した睡眠要求に関わる遺伝子の探索によって、睡眠要求の分子機構の解明にもつながると期待される。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi