研究成果の概要 |
ショウジョウバエの睡眠を制御する2種類のニューロン群(PB介在ニューロン群とLNd)に着目した。これらのニューロン群の細胞内Ca2+濃度の変化を測定し、睡眠要求を定量的に評価するために、これらのニューロン群を特異的にラベルできるドライバー系統を見出した。睡眠制御に関わるニューロン群(Kunst et al., 2014)にCa2+依存性ルシフェラーゼレポーター(Gao et al., 2015)を発現させて、自由行動下で生物発光を測定したところ、発光強度には、活動量が多い主観的昼に上昇し、睡眠量が多い主観的夜に低下する傾向がみられた。
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