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2023 年度 研究成果報告書

大脳皮質構築過程における選択的poly A付加反応制御の意義

研究課題

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研究課題/領域番号 20K06894
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分46020:神経形態学関連
研究機関岐阜薬科大学

研究代表者

宗宮 仁美  岐阜薬科大学, 薬学部, 講師 (20548713)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード大脳皮質 / 選択的ポリA付加反応
研究成果の概要

選択的ポリA付加反応を可視化するために、不安定化シグナルを付したVenusを付与し、ポリA付加部位(PAS)の評価ベクターを作製した。しかし、後ろの配列が長くなるほど蛍光強度が弱くなり、評価することができなかった。一方で、選択的ポリA付加反応の責任分子Xの変異体をマウス大脳皮質前駆体に遺伝子導入すると、細胞の挙動が変化することを明らかにした。また、Xの複合体形成変化を評価する系を作製し、神経分化に伴いXの複合体形成が変化することを明らかにした。

自由記述の分野

神経科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

選択的ポリA付加反応は遺伝子形状を変化させ、遺伝子発現の多様性を作り出す。分化した細胞ほど長い3‘UTRを持つことが知られているが、その制御機構は明らかになっていない。本研究では、高次脳機能を司る大脳皮質構築過程に着目し、選択的ポリA付加反応の変動の挙動の一端を評価するツールを作製した。本ツールにより遺伝子発現の多様性が高次脳機能の出現を支える機構の一端を明らかにできると考えられる。

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公開日: 2025-01-30  

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