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2023 年度 研究成果報告書

RNA結合タンパク質量の増減による、筋萎縮性側索硬化症ALSの治療法開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20K07016
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分47030:薬系衛生および生物化学関連
研究機関愛知学院大学 (2023)
名古屋市立大学 (2020-2022)

研究代表者

築地 仁美  愛知学院大学, 薬学部, 教授 (40455358)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードALS
研究成果の概要

家族性ALS患者の約5%ではRNA結合タンパク質FUSの変異がみられ、細胞質でFUSが異常に蓄積している。本研究では、FUSとAtaxin-2に着目し、それらを介した運動ニューロン変性機構の解明を目指した。まず変異FUSを発現するALSモデルマウスを作成したところ、体重減少、生存率低下、神経異常といったALS類似の症状を示した。このマウスにFUSノックアウトマウスを交配させることで核のFUSタンパク質の発現量を減少させたところ、神経異常が改善した。また、Ataxin-2のノックアウトマウスと交配させたところ、運動機能は悪化したが、体重や生存率は改善した。

自由記述の分野

神経病態学

研究成果の学術的意義や社会的意義

筋萎縮性側索硬化症ALSは根治療法がない神経難病である。本研究により、FUSやAtaxin-2タンパク質量を減少させることがALS病態を改善する可能性が示唆された。

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公開日: 2025-01-30  

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