• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

PHD阻害薬による自然免疫活性化に基づく抗腫瘍メカニズムの解明と治療標的の探索

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20K07072
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分47040:薬理学関連
研究機関大阪公立大学 (2022)
大阪市立大学 (2020-2021)

研究代表者

冨田 修平  大阪公立大学, 大学院医学研究科, 教授 (00263898)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードHIF-PH阻害薬 / 低酸素 / 腫瘍免疫 / マクロファージ / 自然免疫
研究成果の概要

申請者は,腫瘍移植モデル動物実験において,HIFシグナルを増強するHIF-PH阻害薬が、腫瘍内のMφ亜集団に直接作用することにより腫瘍増殖を抑制して生存期間を延長させることを見出した。本研究の目的は、PHD-HIFシグナルの活性化による腫瘍内Ly6CloMφの貪食作用の促進機序の解明を目指した。その結果として、その鍵となる関連する機能性分子を検索し、PHD-HIFシグナルの活性化により腫瘍内Ly6CloMφに誘導される貪食作用促進に寄与する候補分子としてHIF-induced Phagocytosis Factor (HiPAF)を同定した。

自由記述の分野

薬理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の遂行は、現在の腫瘍免疫療法では難治性を示すがんに対して,自然免疫の活性化過程を標的とした新しい腫瘍免疫療法を創出する可能性を有しており、新規創薬研究分野にも繋がることが期待される。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi