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2022 年度 研究成果報告書

II型PI3キナーゼによるメンブレントラフィック制御を介した心臓・血管の機能調節

研究課題

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研究課題/領域番号 20K07260
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分48020:生理学関連
研究機関東京大学 (2021-2022)
金沢大学 (2020)

研究代表者

安藝 翔  東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任助教 (80767210)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードホスホイノシタイド / ミトコンドリア / ミトコンドリア融合
研究成果の概要

心筋特異的PI3KIIs DKOマウスはミトコンドリア異常を示し、心機能不全を呈した。また培養細胞を用いたPI3KIIs KDはミトコンドリアの過剰な断片化を誘導し、PI3KIIsにより代謝されたPI(3,4)P2がミトコンドリア外膜に作用することで、ミトコンドリア融合が開始されることを見出した。さらに、PI3KIIs KD細胞では、PI(4)Pの蓄積が過剰なミトコンドリアの分裂と断片化を促進し、断片化ミトコンドリアの機能低下、及び活性酸素の蓄積が起こることから、PI3KIIs KD細胞で観察されたミトコンドリアの過剰な断片化は、重大なミトコンドリア機能異常をきたす事が示唆された。

自由記述の分野

分子細胞生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ミトコンドリアは「エネルギー産生を担う均質なオルガネラ」という古典的概念から「代謝コミュニケーションにより高次機能を制御するオルガネラ」へと変貌してきた。ミトコンドリアの融合と分裂(ミトコンドリアダイナミクス)のバランスは、ミトコンドリアの形態・機能を維持する生命現象の根幹とも言えるイベントであるが、未だメカニズムの十分な解明には至っていない。本研究成果から、PI(3,4)P2が未解明であったミトコンドリア融合機構を担うPIPs代謝物であることが明らかとなったに留まらず、代謝物により制御されるオルガネラ恒常性維持機構という新たな視点から、細胞生理学・病態生理学に新たなフレームワークを与える。

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公開日: 2024-01-30  

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