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2022 年度 研究成果報告書

細胞内S-アデノシルメチオニン量変動適応機構の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 20K07321
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分48040:医化学関連
研究機関東北大学

研究代表者

島 弘季  東北大学, 医学系研究科, 助手 (00448268)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードS-adenosylmethionine
研究成果の概要

S-アデノシルメチオニン(SAM)は、DNA、RNA、タンパク質などのメチル化反応の際にメチル基供与体となる代謝物であり、メチオニンアデノシルトランスフェラーゼ(MAT)によってメチオニンとATPから合成される。SAM恒常性は細胞の生存にとって重要な問題であり、MATによるSAM産生は時間的・空間的に制御されている。その制御の異常がどのような影響を細胞に与えるか、またそれを避けるために細胞がMATを制御するメカニズムを明らかにする手がかりを得た。

自由記述の分野

分子生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により、細胞外環境の変化への応答、あるいは細胞分化において細胞内メチル化が介するエピゲノム調節のためにMATを制御することが重要であることが示唆される。さらに、なぜSAM産生が制御されなければならないかという点が明らかにすることにより、SAMあるいはメチル化が関与するがん細胞のバイオロジーの解明、治療薬の開発にも貢献できる。

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公開日: 2024-01-30  

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