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2022 年度 研究成果報告書

メタボリック状態下でのクロマチン再構成因子異常のもたらす癌進行メカニズム

研究課題

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研究課題/領域番号 20K07406
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分49020:人体病理学関連
研究機関岐阜大学

研究代表者

竹内 保  岐阜大学, 大学院医学系研究科, 教授 (50226990)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードARID1A / T-cadherin / adiponectin
研究成果の概要

ARID1Aはクロマチン再構成因子複合体のDNA結合を受け持つ因子であり、大腸癌、乳癌、卵巣癌、子宮内膜癌などの悪性腫瘍で発現低下が腫瘍発生、進行につながるクロマチン再構成メカニズム不全につながることが報告されており、その発がんメカニズムを解明することが重要である。metabolic diseaseで発がん危険性が、高まる悪性腫瘍において、ARID1A遺伝子欠損、および、その機能不全が、もたらす分子メカニズムについて、分子病理学的、および臨床病理学的な検討を行った。その結果、ARID1A発現低下が、adiponectin-Tcadherin経路を障害しがん進行をもたらしていることを見出した。

自由記述の分野

人体病理

研究成果の学術的意義や社会的意義

ARID1A発現低下がもたらす、がん進行に対して、adiponectin補充、とくに、そのhigh molecular weight分子の補充が、必要であることをみいだした。
本研究は、いわゆるメタボリック障害が関連する癌で、adiponectinの重要性をARID1A変異発がんの観点から明らかにした。

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公開日: 2024-01-30  

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