本研究では、新たなリクルート因子候補として新たに6つの遺伝子を同定した。これらのうちの幾つかは原虫の増殖に必須であることが示唆されたので、CRISPR/CAS9系を用いたノックアウト原虫の作製が不可能である可能性が高いものと思われた。実際に先行して2つの遺伝子をCRISPR/CAS9系および古典的な相同組み換えの系の2つの方法を用いたノックアウトを試みたが、いずれの方法を用いてもノックアウト株は確立できなかった。現在、Auxin inducible degron (AID)を用いたコンディショナルノックアウトの系を用いて機能解析を継続中である。
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