BALB/c WTおよびSKGマウスの胸腺からの発達中のNKT細胞について、トランスクリプトーム、免疫レパートリー、および27種の選択されたタンパク質のプロテオームのシングルセル解析を実施しました。クラスタリングと軌跡解析を含むバイオインフォマティクス解析により、WTマウスのNKT発達に関する現在の知識と一致する細胞状態が特定されました。分化軌跡に沿って変化する遺伝子およびタンパク質の特定により、発現プロファイルにおけるスムーズな遷移が見出されました。免疫レパートリーの解析により、NKT細胞の2%が非正統的なアルファ鎖を持つが、ベータ鎖遺伝子の使用は同一であることが判明しました。
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