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2022 年度 研究成果報告書

免疫チェックポイント阻害剤による免疫関連有害事象の病態解明とバイオマーカーの探索

研究課題

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研究課題/領域番号 20K07696
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
研究機関神戸大学

研究代表者

飛松 和俊  神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (80766014)

研究分担者 星 奈美子  神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (40645214)
増田 充弘  神戸大学, 医学研究科, 講師 (60512530)
児玉 裕三  神戸大学, 医学研究科, 教授 (80378687)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードirAE腸炎
研究成果の概要

潰瘍性大腸炎に特異的なintegrin αvβ6に対する自己抗体をすでに確認している。irAE大腸炎を発症した患者の血清を収集 し、ELISA法を用いて、 血清中の自己抗体Xの有無について測定を行い、一部で陽性を確認し得た。またDSS腸炎モデルマウス作成に成功しており、今後このモデルマウスを用いてirAE腸炎の病態解明を進めていきたい。

自由記述の分野

消化器進行がんの化学療法

研究成果の学術的意義や社会的意義

消化器進行がんにおいて、免疫チェックポイント阻害剤を使用する頻度は増加しており、それに伴いirAE大腸炎を発症した症例を多く経験している。免疫 チェックポイント阻害剤投与直後の発症や、投与終了数ヶ月後の発症、ステロイドへの反応性が良好な症例や不良な症例など、病態は様々であり、正確なirAE大 腸炎の診断に難渋することも多い。irAE腸炎に特異的な自己抗体を特定できれば、irAE大腸炎の診断・病態の予測に役立つ可能性がああり、大変意義深 いものと考える。

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公開日: 2024-01-30  

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